MacBookへのpowerline-shell導入手順
目次
まず、powerline-shellのインストール、環境構築から始めます。
はじめに #
こんにちは、IKです。
自分が行ったことを文書として記録しておこうと考え、記述します。
公式ドキュメントも適宜利用してください。
環境 #
筆者の環境 | |
---|---|
OS | macOS 14.4.1 arm64 |
SoC | Apple M3 |
インストール方法 | Python3 (pip3) |
powerline-shellのインストール #
まず、powerline-shellのインストール、環境構築から始めます。
インストール方法にpip3を使います。
Python3の環境、またはpip3がPCに入っていない場合、適宜導入してください。
(Macbook M3 にはデフォルトでPython3がインストールされていました)
pip3 install powerline-shell
.zshrc ファイルの作成 #
今回、zshの設定を変更していくため、.zshrc
ファイルを作成します。
作成するディレクトリはユーザのホームディレクトリ直下です。
(デフォルトでは作成されていないため、自身で作成してください)
Python3の環境変数設定 #
Python3の環境変数が筆者の環境では設定されていなかったため、設定します。
先ほど作成した.zshrc
ファイル内に下記を記述してください。
(pathは自身の環境のPythonのpathに置き換えてください)
export PATH="/Users/USER/Library/Python/3.9/bin:$PATH"
.zshrc にpowerline-shell用のスクリプトを記述 #
.zshrc
内にpowerline-shell用のスクリプトを記述します。
.zshrc
内に下記のスクリプトを記述してください。
function powerline_precmd() {
PS1="$(powerline-shell --shell zsh $?)"
}
function install_powerline_precmd() {
for s in "${precmd_functions[@]}"; do
if [ "$s" = "powerline_precmd" ]; then
return
fi
done
precmd_functions+=(powerline_precmd)
}
if [ "$TERM" != "linux" -a -x "$(command -v powerline-shell)" ]; then
install_powerline_precmd
fi
powerline-shellの設定ファイルを作成 #
powershell用の設定ファイルを作成します。
下記のようなディレクトリ構造になるように作成してください。~/.config/powerline-shell/config.json
config.json
に下記の設定を記述してください。
(筆者が現在使用している設定、ユーザ名、PC名を表示しないようにしています)
{
"segments": [
"virtual_env",
"ssh",
"cwd",
"git",
"hg",
"jobs",
"root"
]
}
フォントの設定 #
現状だとshellを開いても文字化けしていると思います。
そのため、powerline-shell用のフォントをインストールします。
下記のリンク先のリポジトリをクローンして、install.sh
を用いてフォントをインストールし、shellのフォントを変更してください。
終わりに #
MacBookにpowerline-shellを導入しました。
気が向いたらQiitaなどにも上げようと思います。
お読みいただきありがとうございました。